肌の保水に効果的な成分

肌の保水作用のある人気成分

化粧品に配合されている人気成分のほとんどはお肌に潤いをもたらしてくれる効果があります。そのため、つけた瞬間はしっとりとさせてくれます。でも大事なのは補った水分を蒸発させないこと、水分をつかまえつづけておく保水効果です。この効果がなければ、いくら人気化粧品をつけても意味がありません。ここでは保水効果のある人気成分について紹介していきます。

 

トレハロース(トレハラマンナ)

砂漠に生息する植物「イワヒバ」には、乾燥状態で何ヶ月も雨がふるのを待ち続け、降るとすぐに水分を取り込み葉を広げます。この植物がこのような過酷な環境でも枯れない要因に、トレハロースが挙げられます。これは生体内にある天然の糖質で、海藻、きのこ、酵母などにたくさん含まれています。これが入っているパンなどはしっとりしてぼそぼそした食感になりません。このイワヒバの保水力を求めてトレハロースは化粧品に配合されるようになりました。高い保湿性、保水性がありつつ、肌の細胞を乾燥から防いでくれる効果もあります。乾燥に強く、エアコン等で乾燥した部屋で過ごす現代人には最適な人気成分です。

 

ヒアルロン酸

もはや知らない人の方が少ないかもしれないほど有名で人気のある保水成分ですね。ヒアルロン酸は皮膚の中でも真皮にたくさん存在していて、保水の役目をになっています。真皮にヒアルロン酸が多ければハリが生まれ、肌表面にある角質層も潤います。保水に効果的な理由は、1gで6リットルの水分を保持するといわれる圧倒的な水分吸収力にあります。しかし、年をとるにつれ、体内のヒアルロン酸は減少していきます。赤ちゃんに比べ、大人の肌には20分の1しかないとも言われています。この保水成分は粘度が高く、ヒアルロン酸入りの化粧品はベタっとした感触が特徴です。さらっとしたものが好まれがちなんですが、人気があるのは効果を実感している人が多いからかもしれまんせんね。

 

セラミド1・3・3B・6

ヒアルロン酸同様、さまざまな化粧品に配合されている人気保水成分です。セラミドは角質層の細胞間に入り込んでいる脂質のことで、細胞間脂質といいます。この保水成分が細胞間に満ちていれば肌は潤い柔軟になります。ほか、バリア機能の向上、雑菌の侵入を防ぐなどの効果もあります。肌が乾燥しがちだったり、敏感肌・アレルギー症状が出やすいならセラミドが少ないため外部刺激を受けやすくなっているのが原因です。セラミドには乾燥肌・アトピー性皮膚炎に関係が深いセラミド1・3・6という系統があり、なかでも3・6は年を重ねることで減少するため、食事や化粧品などで上手に補給したい人気成分です。

 

フィトスフィンゴシン

セラミドの前駆体(セラミドになる前の物質)で、セラミドよりフィトスフィンゴシンの方がお肌への吸収もよく保水効果も高くなります。この保水成分は植物性セラミドにたくさん含まれていて、バリア機能強化やお肌の潤い保持と柔軟性向上をもたらします。

 

コレステロール

細胞間脂質にはセラミド意外にもコレステロールやコレステロールエステルも含まれます。これらと一緒にすることでセラミド単独より浸透性が高くなり角質層が強化されます。コレステロールと聞くと肥満などと関連付けがちですが、化粧品に配合される保水成分でもあるのです。もともと人の体に含まれるものなだけに刺激がすくなく使えます。

 

アケビ茎エキス

アケビ・ミツアケビの茎から採取されるエキスです。人の皮膚は独自に保水成分を生成しますが、これにはアミノ酸、乳酸、尿素、クエン酸塩などで構成されています。このなかで尿素生成を促進させるのがアケビ茎エキス。ハンドクリームなどにもよく入っているのですが、尿素には水分をひきつけ、角質を柔軟にする効果があります。

 

 

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